有吉「とにかくボブ・ディランを見てほしい」「『We Are The World』の印象が違ってくる」と絶賛したドキュメンタリー映画とは?
有吉弘行がパーソナリティをつとめるラジオ生放送番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER(サンドリ)」。2月11日(日・祝)の放送は、アシスタントにぐりんぴーすの落合隆治と宮下草薙の宮下兼史鷹を迎えてお送りしました。
1週間のニュースを有吉にスッキリさせてもらうコーナー「スッキリしないニュース」では、アメリカのラッパー、キラー・マイクがグラミー賞のラップ部門で三冠に輝いた直後に暴行容疑で逮捕された件をピックアップ。このニュースに、有吉は「この経験をまたリリックに乗せてほしいですね」と語りつつ、話題はNetflixで1月に公開されたドキュメンタリー映画「The Greatest Night in Pop(邦題:ポップスが最高に輝いた夜)」に。 これは、名だたるミュージシャンが集結し、アフリカの飢餓と貧困層を解消する目的で作られた名曲「We Are The World」の制作舞台裏を描いており、Netflixの作品を久々に観たと言う有吉が「めっちゃ観てほしい」と大絶賛。 「スーパースターたちがアメリカを代表する音楽番組で集まるのよ。そのショーが終わった後に『(楽曲制作を)やろう』ってなって、夜から朝まで6時間くらいで作るんだけど、これがもう……すごい! あれを観ると、またちょっと『We Are The World』の印象が違ってくるね」と興奮気味に語ります。 なかには途中で帰ってしまうアーティストがいたり、スティーヴィー・ワンダーがワガママを言ったりするなど、いろいろな展開があったそうですが、有吉は「とにかくボブ・ディランを見てほしい」と言及します。 「楽しそうな現場なんだけど、ボブ・ディランがすごく苦悩しているの。っていうのも、スティーヴィー・ワンダーやマイケル・ジャクソンみたいに高い声が出ないし、そういう個性派に比べると、特徴がないからどういうふうに歌ったらいいのか、自分の存在をどう示したらいいのか、っていうのに悩んでいたらしくて……最終的には『スティーヴィーと2人で話をさせてくれ』みたいな。“(楽しそうな現場なのに)重い!”って思ったけど、帰らなかったのは偉いよね」と感想を述べていました。 (「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」2024年2月11日(日・祝)放送より)