【ジープ・ラングラー】 人生を変えるクルマ選び
かつてのV6エンジンに匹敵する最新の2.0Lターボエンジン
一方、現代のラングラーはワイルドさだけではなくスマートさも併せ持っている。サハラもルビコンも、搭載するのは2。0Lの直4ターボエンジンだ。この最新の2。0Lターボエンジンは回転数が上がりターボが効きはじめてからパワー感を大きく増すようなタイプではなく、もっと大きな排気量のエンジンのように低回転時からフラットにトルクを出力する。その最大トルクは数値上もかつてのV6エンジンを上回り、発生回転数も低くなっているのでオンロードでもオフロードでも扱いやすい。おまけに燃費でも上回って税金も安いのだから、至れり尽くせりだ。 アメリカン・モデルが図太いエンジン音をドロドロと響かせていたのは、もう遠い過去の話になっている。このクリーンなパワーユニットは爽快なオープントップとの相性もいいし、例えば早朝の閑静な住宅街やキャンプサイトでも余計な気を使わずに済むだろう。 ラグジュアリーの意味には豪華の他にも贅沢や高級など微妙に異なるニュアンスがあるが、ラングラーはオフロードパフォーマンスにおいて間違いなく高級品であり、普段使いのパッセンジャーカーとして最高の相棒であり、オーナーの人生において華となるに違いない。 「LOVE WRANGLER 最大100万円をサポート」詳しくはこちら。 文◉本間薫
PEAKS編集部