福島市松川町の下川崎スポ少ミニバスケ部、半世紀の歴史に幕 下川崎小で最後の卒団式
福島市松川町の下川崎スポーツ少年団女子ミニバスケットボール部は今月末、半世紀の歴史に幕を下ろす。下川崎小で3日、最後の卒団式が行われた。 同スポ少は1976(昭和51)年に発足した。多い時には20~30人の団員が所属し、県大会や東北大会で活躍。しかし近年は団員が減り、昨年度はサッカー部が休部していた。 卒団式には指導者や保護者、OGらが駆け付けた。渡辺清美団長が、主将の菅野陽由さん(6年)、熊坂結夢さん、遠藤結さん(5年)、志田愛梨さん(4年)、志田結梨さん(3年)、羽田有伽さん(1年)の6人に卒団証を贈り、「新たな場所で経験を生かしてほしい」とあいさつ、同スポ少育成会の吉田知巳会長、下川崎小の丹治達也校長、元顧問の高麗正博さん、箭内晴好さんが祝辞を述べた。 団員を代表して菅野さんが「人数が少なくて苦しい試合もあったけど、練習したプレーができた時や試合で勝った時はうれしかった」と振り返った。
OGとの交流試合も行われ、笑顔でスポ少の活動を締めくくった。菅野さんは松陵中で、残りの5人は松川小の児童とともにバスケを続けるという。