「今の日本代表で一番技術力が高い選手」本田圭佑 久保建英の駆け引きを活かした“戦略性”を語る
サッカー元日本代表の本田圭佑選手が26日、日本テレビの番組「Going!Sports&News」にインタビュー出演し、レアル・ソシエダの久保建英選手について語りました。 【画像】サッカー本田圭佑が始動のU10全国大会 原動力には“怒り” ワールドカップ3大会出場、イタリアの名門・ミランで10番を背負った経験もある本田選手は、久保選手について「今の日本代表で一番技術力が高い選手。ゴールはもちろんですけど、アシスト、ゲームメイク、タメを作るとか、ファンを喜ばせるようなプレー。ボールを一度触れば、何か起こるんじゃないかと思わせるようなプレーヤー」とその魅力を語りました。 また本田選手は「より際立つには何度もボールを受けさせてあげたい。試合の全体の中で戦略を作っていくので。前半の布石を何度も作った上で後半勝負させてあげたり…」と、久保選手の駆け引きを活かした“戦略性”に注目しました。 その戦略性がよく出たのが、10月に行われたチャンピオンズリーグ第3節・ベンフィカ戦。久保選手は前半、チャンスの場面で積極的にクロスを選択します。 前半戦で相手ディフェンダーにクロスを印象づけさせると、後半のチャンスで今度はクロスではなくシュート。クロスバーを直撃しゴールとはなりませんでしたが、試合を通して久保選手の戦略性が見えたゲームとなりました。 本田選手は「あれだけうまい選手で何でもできちゃうんで、ポテンシャルが高い分だけ、まだまだ活躍できるんだろうなというふうには思います」に期待を寄せました。