最高額は誰だ! U-23日本代表、市場価値ランキング16位。ビルドアップの質高すぎ!? 最高の現代型
日本サッカー協会(JFA)は4日、AFC U-23アジアカップ カタール2024に臨むU-23日本代表のメンバーを発表した。その中で最も市場価値が高いのは誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は4月22日時点、金額が並んだ場合はサイトに準拠。
16位:鈴木海音 生年月日:2002年8月25日 市場価値:40万ユーロ(約5600万円) 所属クラブ:ジュビロ磐田 2024リーグ戦成績:3試合0ゴール0アシスト ジュビロ磐田所属の鈴木海音は、現代型CBと呼ぶにふさわしい選手だ。 鈴木はジュビロ磐田のアカデミーからトップチームに昇格し、2022年に移籍した栃木SCでリーグ戦35試合に出場した。この年の栃木は失点数がリーグ3番目に少ない40失点と堅守のチームであり、鈴木の働きぶりが見て取れる。昨季は磐田に復帰し22試合に出場。磐田のJ1復帰に貢献した。 鈴木の長所はビルドアップ時に見ることができる。ボールを保持した際、FWに一本で通す楔のパスを積極的に狙い、実際にそのパスを実現させることのできる技術も備わっている。前方にスペースがあればドリブルで前進し、相手をひきつけてフリーのスペースを生み出す。守備面でもポジショニングに優れ、インターセプトを果敢に狙う。ライン統率やカバーリング能力にも長けており、攻守において機動力のあるCBだ。 そんな鈴木の市場価値は40万ユーロ(約5600万円)となっている。今季ここまでリーグ戦3試合に出場し、アジアカップにも出場する同選手の市場価値が今年急上昇する可能性は十分にありそうだ。
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