皇居で「講書始の儀」…天皇、皇后両陛下ら「古代の衣服」「産業革命サイクル」など聴講
天皇、皇后両陛下が年頭に学界の第一人者から講義を受けられる「講書始(こうしょはじめ)の儀」が10日午前、皇居・宮殿「松の間」で行われた。
今年の進講者とテーマは、武田佐知子・大阪大名誉教授(76)の「古代の衣服と社会・国家・国際関係」、矢野誠・京都大名誉教授(72)の「産業革命サイクルと市場の質」、谷口維紹(ただつぐ)・東京大名誉教授(77)の「サイトカインによる免疫応答の概要と科学・技術のこれから」で、両陛下のほか、秋篠宮ご夫妻や両陛下の長女愛子さまら皇族方6人が聴講された。