「大きくてびっくり!タイタニックみたい」清水港に世界最大級の客船が寄港(静岡)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
14日朝、清水港に世界最大級の客船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」が寄港し盛大な歓迎イベントが開かれ、多くの人で盛り上がりました。 富士山もくっきりと見える絶好の秋晴れとなった14日朝。 清水港に寄港した超大型客船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」 アメリカからやってきたこの船は全長347メートル、およそ17万トンと世界最大級のスケールです。 清水港へは初寄港ということでこの雄大な姿を一目見ようと朝早くから多くの人が集まりました。 (静岡市民) 「大きくてタイタニックみたいに大きくてびっくり (静岡市民)「ビルみたいでびっくり 乗ってみたいです」 午前9時半過ぎに着岸すると! 梨花幼稚園の園児たちによる演奏で歓迎!大盛り上がりの中、乗客たちが清水の地に降り立ちました。 (アメリカからの乗客) 「ずっと楽しみにしていた。やっと日本にたどり着けたので興奮している」 (アメリカからの乗客) 「富士山を見たい。文化、人とのふれあいや食を楽しみたい」 乗客は午後7時の出航まで、それぞれ静岡を堪能するということです。 10月だけで10回も大型客船が寄港する清水港ですが、今回は2024年最大の客船ということもあり、迎え入れる側も気合いが入っているようです。 (佐野巧記者) 「迫力のある豪華客船のすぐお隣では初の試みで盛り上がりを見せています」 広場で行われていたのは・・「清水クルーズ祭り」 静岡おでんやクラフトビールなど静岡ならではの食べものや静岡の工芸品の販売が!! これほど大規模な催しは初めてということですが、今回、企画からすべてボランティアで運営しているということです。 代表の一人で静岡市地域おこし協力隊でもある星野さんは。 (清水クルーズ祭り実行委員会星野晴香 代表) 「本当に急ピッチで7月の2週目に初めてここに来て、そこから一気にボランティア集めて当日のパフォーマーと飲食店集めて」 この日集まったボランティアは110人。学生から80代まで幅広い人たちが清水を多くの人に知ってもらいたいと集まったのです。 (星野晴香 代表) 「静岡を見て、聞いて、食べて、体験できるといういろんなコンテンツが幅広くそろっている 外国人の方皆さん楽しんでもらいたいなと思います」 着付けができるブースでは実際に着付けをする外国人客も。 そして書道ブースでは…アメリカからの旅行客が書道を体験する姿が!!! 初めての書道体験…筆の持ち方から教わります!! 何を書くのかというと・・・「自分の名前」 ほかにも日本酒を堪能する人や三味線の演奏も行われ清水港は大賑わい 乗客と市民が一緒になって大いに盛り上がりました。 イベントに参加した市民も… (静岡市民) 「人が集まって初めてのお祭りで賑わっている」「外国の方も挨拶をすると答えてくれる。交流を求めている思う」 大型客船の寄港により普段とは違う雰囲気となった清水港。ここを起点に今後、更に静岡の魅力発信に期待がかかります。 (清水クルーズ祭り実行委員会小澤 祥子 代表) 「静岡の清水港の注目度は高いと思っている。 新しいインバウンド体験、 静岡に新しい経済効果がうまれるような形で継続的にやっていきたい」 この「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」は14日午後7時に横浜に向け出港予定で打ち上げ花火で見送られるということです。