ABBA、2枚目のアルバム『恋のウォータールー』のリイシュー盤をリリースへ
ABBAがアルバム『恋のウォータールー』のスペシャル・エディション盤のリリースを発表した。 アグネタ・フォルツコグ、ビョルン・ウルヴァース、ベニー・アンダーソン、アンニ=フリッド・リングスタッドからなるスウェーデン出身の同ポップ・グループは、1974年に2枚目のアルバムと同名のタイトル曲でユーロヴィジョン・ソング・コンテストで優勝していたが、今回アルバム発売50周年を記念して新商品とともにリイシューされるという。 同アルバムのリイシュー盤は、ハーフスピード・マスタリングの2枚組レコードと、元は1974年にポーラー・ミュージックからリリースされていた3枚組レコード盤シングル限定ボックスセットもリリースされる。 アルバムタイトル曲の『恋のウォータールー』のほか、『ハニー、ハニー』や『落ち葉のメロディ』などの名曲を含むシングルは、別々のピクチャー・ディスクも発売、さらに同タイトル曲を4ヶ国語で収録した10インチ盤も発売される。 発売当初、母国スウェーデンで最も売れたアルバムでビョルンがベニーと一緒に曲を書き、アグネタとアンニがリード・ヴォーカルを担当した同曲のおかげで当時家賃を払うだけで精一杯の時代に自分たちをスターダムに押し上げたと回想している。 ビョルンはスカイ・ニュースにこう話した。「ユーロビジョンで『恋のウォータールー』が優勝曲になる前、ベニーと僕は自転車操業だった」「他人のレコードをプロデュースしたり、他人のために曲を書いたり、家賃を払うためだけに色んな名前でツアーに出たりもしていた」 「でも『恋のウォータールー』以降、印税がたくさん入ってくるようになってからは、他のことは全部断り曲作りに集中する余裕ができた。そうすることで上達したんだ。現代の曲作りをする人たちもそうできたらと願うよ」 同アルバム『恋のウォータールー』の50周年記念盤は4月5日発売予定だ。 (アフロ)