90分あたりのシュート数がヌニェス凌ぐぶっちぎりの1位 チェルシー、アストン・ヴィラの20歳FWデュラン獲得に興味か
コロンビア代表の逸材は争奪戦か
冬の移籍期間のデッドラインデイまで残り1週間を切ったが、チェルシーはまたしても若き才能の獲得に興味を示しているようだ。 イギリス放送局『Sky Sports』によると、チェルシーは現在アストン・ヴィラのコロンビア代表FWジョン・デュランをリストアップしているという。今冬にも獲得に動き出す可能性があるようだ。 デュランは母国クラブでプロデビューを果たし、2021年1月にはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のシカゴ・ファイアーへ移籍。2シーズンにわたって所属し、2023年1月にアストン・ヴィラへ移籍すると、今シーズンここまでプレミアリーグ14試合2ゴール1アシストの成績を残している。 ストライカーの数字としては凡庸だが、プレミアリーグの14試合は30分以上の出場がゼロだったことは考慮すべきであり、チェルシースカウト陣が着目したのは、「90分あたりのシュート数6.2本は、ダルウィン・ヌニェスの4.5本を凌ぐぶっちぎりの1位」というデータだという。デュランのフィジカルと空中戦の強さ、加速力には目を見張るものがあり、出場時間が増えれば大化けする可能性がある。 ただし、デュランは今シーズン好調を維持するアストン・ヴィラでのプレイに集中しており、クラブも売却には消極的な模様。すでにウェストハムからのオファーも拒否したと報じられている。コロンビア代表の逸材の動向に注目したい。
構成/ザ・ワールド編集部