名田島の麦 黄金に輝く 20日は「小満」【山口】
二十四節気の一つで万物がすくすくと成長する時期とされる20日の「小満」を前に、山口市名田島で麦の穂が黄金色に輝いている。 名田島地域の大麦と小麦を合わせた作付面積は約395㌶と、同地域の面積の約4割を占め、県内でも有数の産地として知られる。大麦はサチホゴールデン、小麦はせときらら、ふくさやかを栽培。現在は例年よりやや早めという大麦の収穫が始まり、コンバインで収穫する農家の姿が見られる。月末からは小麦も刈り取る。 今年の出来についてJA山口県山口南営農センターの石丸憲司センター長は「冬場の雨の多さの影響が気になるが、今後の天候次第」と話した。