「Aスクエア」で開所セレモニー 関係者らが門出祝う【山陽小野田】
全国初の手法となるLABV(官民協働開発事業体)プロジェクトの核事業として整備された複合施設「Aスクエア」のオープニングセレモニーが2日、山陽小野田市中央2丁目の同所で行われた。実施主体である共同事業体「山陽小野田LABVプロジェクト合同会社」の関係者や来賓らが出席し、門出を祝った。 プロジェクト合同会社の職務執行者である山本計至・合人社計画研究所経営企画本部長があいさつし「新しい官民連携の在り方として大きな注目を集めている。素晴らしい建物ができて、改めて相互信頼に結ばれた連鎖的で持続的な開発を進めていく」と誓った。 藤田剛二市長は「市の新たな歴史がここから始まる。各世代が集い、交流することで、面白いことや新しいことが生まれるのではないかと期待が膨らむ空間となった。全国の自治体に向けて良い成功事例になるように努力を重ねる」とあいさつした。 その後、山本本部長、藤田市長、藤田敏彦小野田商工会議所会頭、椋梨敬介山口フィナンシャルグループ社長、池北雅彦山口東京理科大理事長、髙松秀樹市議会議長がテープカットを行った。 小野田ロータリークラブによる時計台の贈呈式、小野田工高が製作した六角ベンチと硫酸瓶ランタンの紹介などもあり、式後、出席者は真新しい建物を見学した。