今永昇太投手(写真：AP/アフロ)

カブスの今永昇太投手が、日本時間15日のアスレチックス戦に向けブルペンに入り、変化球を交えた25球を投げ込みました。 【画像】大谷翔平 OP戦第2号にチームメートは“ひまわりの種”で手荒な祝福 「休み明けにしては非常に肩肘の動きも良くて、悪くはなかったなと思います」と、自身の投球を評価した今永投手。この日ブルペンでは、投手コーチとともにタブレットを使いながら投球フォームを確認する様子が見られました。 今永投手は「ストレートの回転数とか回転効率とか、いいボールを投げるためには、ああした方がいいとかこうした方がいいとか、体のずれの話だったりとか、そういう擦り合わせ的な。ですね」と、タブレット端末に映し出されていたデータについて説明します。 また、藤川球児さんとの会話があったことを明かした今永投手。「日本の時に出していた、しなりというか柔らかさというか、そういったものがなかなか出なかったという藤川さんの体験談の話をお聞きして、それを出そうとすると故障にもつながったっていうお話を聞いた」と、貴重な経験を振り返りました。 さらに「僕もそこは無理に日本の時のボールを目指そうとするのではなくて、今の自分の体で出せるいいボールを投げればいいんじゃないかなっていう答えになったので、故障しない範囲でいいものを目指しています」と、意気込みを語りました。 次戦は65球を投げる予定の今永投手。9日、先発登板し3回まで57球を投げたマリナーズとのオープン戦よりは「割と小刻みに伸ばしていってるなという感じですね」と、球数の変化について話しました。