【朗報】Safariでも「複数のプロファイル設定」が可能に!使い分けのメリットや設定方法とは
ブラウザは、仕事とプライベートで使い分けできるよう、プロファイルを設定できることは絶対に必要。にもかかわらず、Appleが自社ブラウザSafariにプロファイル設定機能を追加したのは、2023年のことです。 今では、iOS 17とmacOS 14 Sonomaで同じようにプロファイルの設定が可能となったので、非常に便利! 仕事用とプライベート用のタブを別々に保存できるだけでなく、各プロファイルで実行するブラウザ機能拡張を選べるようになりました。
プライバシー保護の観点でも◎
プロファイルを設定できるようになったのは、プライバシー保護という点でもとても有益です。 ブラウザ機能拡張を使用する場合は、さまざまな個人データにアクセスされることになりますが、プロファイルを設定しておけば、アクセスされるデータの制限が簡単にできます。 オンになっている機能拡張が少なければ、使用リソース量が減り、Safariのデータ読み込み速度がアップするという、うれしいおまけ付き。 また、プロファイルを設定すると、別々のタブ・グループを作成して使用できるなど、異なる使い方も可能です。
【Mac】Safariのプロファイル設定方法
macOS Sonomaをインストールしたら、Safariを立ち上げ、以下の手順で進めましょう。 Command +を押し、設定を開く(または、メニューバーのSafariボタンをクリックして設定を開く)。 「プロファイル」タブを開き、「プロファイルを使い始める」を選ぶ。 タブグループに名前をつけたり、アイコンや背景の色を選ぶ。そのプロファイル用のブックマークフォルダがほしい場合は、ここで選択する(仕事とプライベートでプロファイルを使い分ける1つの方法なので、プロファイル別にブックマークフォルダ作成を推奨)。 「プロファイルを作成」をクリックし、設定を確定。 プロファイルの設定ページで、「一般」を開いたら、新規ウインドウを開く場合と新規タブを開く場合で、そのプロファイルを使用しているときに表示されるものを選択。 「機能拡張」タブを開き、そのプロファイルで使用する機能拡張を選択。 それぞれのプロファイルで、どの機能拡張を選択すればいいのかわからない人のために、設定例をご紹介します。 たとえば、昼間用プロファイルと夜間用プロファイルを設定するとします。この場合、昼間用プロファイルにはダークモードを表示する機能拡張は不要ですが、夜間用プロファイルにはあったほうがベターです。 同様に、プライベート用プロファイルではYouTube関連の機能拡張を使うことがあるでしょうが、仕事では使わない可能性があります(ただし、仕事の一環としてYouTubeを視聴することがある人は別)。 Safariで複数のプロファイルをいったん設定してしまえば、それらの切り替えはとても簡単! アドレスバーの「戻る」ボタンと「進む」ボタンの左に、プロファイル名が表示されているので、使いたいものを選ぶだけで切り替わります。 設定済みのプロファイルは、使用しているほかのAppleデバイス間で同期されるので、わざわざ設定する必要はありません。