シーガルズの宇賀神みずき選手ら街頭に…「認知症は身近なもの、だからみんなで考えよう」
認知症への理解を深めてもらおうと、岡山県赤磐市は女子バレーボールチーム「岡山シーガルズ」の手を借りて市内の商業施設と中央図書館の前でチラシを配布するなど、街頭啓発活動を行った。
市職員や認知症予防支援ボランティア、岡山シーガルズのキャプテン・宇賀神みずき選手ら計約20人が参加し、認知症月間に合わせて9月26日に実施した。
「認知症は身近なもの。みんな認知症になるかもしれない。だから、みんなで考えよう」と書かれたチラシや、判断能力が低下した場合などに法的支援を受けられる「成年後見制度」の相談窓口を紹介するチラシなどを計200部用意。参加者らが手分けして買い物客らに手渡した。
宇賀神選手からチラシを受け取った40歳代の主婦は「将来、身内を介護する可能性があり、認知症や成年後見制度について学ぶきっかけにしたい」と話した。