「釧路八重」見どころ巡り 5月18日バスツアー
北海道釧路発祥のサクラ「釧路八重」の見どころを巡るバスツアーを釧路観光コンベンション協会が5月18日に企画している。同協会は「釧路八重が新たな観光コンテンツになるよう、まずは知ってもらいたい」と狙いを話している。 釧路八重は、釧路近郊に自生するオオヤマザクラの実生苗から1967年に故稲沢六郎氏により選抜された八重咲品種で、種苗法に基づく品種登録がされている。その後、2021年には新品種「幣舞義(よし)美(み)八重」「鶴菊桜」も日本花の会から新たな園芸品種に認定された。釧路八重に焦点を当てた取り組みも動き出しており、釧路市の柳町公園では5月11~26日に市民団体「桜育ての親実行委員会」や「柳町公園を札幌大通公園みたいにする会」などによる実行委員会が初の「釧路さくらまつり」を開催する。 バスツアーは、この祭りに合わせて実施するもので、釧路八重の見どころである米町休み坂、幣舞中学校、桜ケ岡通り、春採公園、鶴ケ岱公園、鶴ケ岱通り、柳町公園を巡る。柳町公園では、ツアー当日に桜祭りのステージイベントが開かれる予定。 バスツアーの料金は1人6500円(子ども同額)。午前9時出発、午後1時解散で、ツアーオリジナル弁当付き。釧路観光ガイドの会が見どころを案内する。申し込み締め切りは5月2日。申し込みは、同協会の0154(31)1993、ホームページhttps://www.kushiro-lakeakan.com/へ。
釧路新聞