ほぼほったらかしで毎秋キレイな花が咲く《手間いらずな秋植え多年草》厳選5種!
まだまだ暑い日が続いていますが、もう少しで秋のガーデニングシーズン。「あまり時間が取れないけど、秋も花いっぱいの庭にしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。 ◆【写真7枚】可憐で野趣あふれるシュウメイギクほか、2枚目以降で《手間いらずな秋植えの多年草》紹介します! そのような方におすすめなのが多年草。一度植えておけば、ほぼほったらかしでも毎年きれいな花を咲かせてくれるので、初心者さんやお忙しい方でも簡単に育てられます。 この記事では、秋に植えて毎年花が咲く、お手入れ簡単な多年草5選を、参考価格とともにお伝えします。植えてすぐに花を楽しめるものばかりなので、暑さがひと段落したら植えてみてくださいね。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「ほったらかしで毎年花が咲く」多年草
・カラミンサ(カラミント)[落葉] ・シュウメイギク[半落葉] ・オステオスペルマム[常緑] ・チェリーセージ[半落葉] ・アメジストセージ(サルビア・レウカンサ)[落葉] それでは、ひとつひとつ解説していきます。お気に入りを見つけてみてくださいね。
ほったらかしで毎年咲く花!秋に植えてすぐに花が楽しめる多年草3選
●カラミンサ(カラミント)[落葉] カラミンサは初夏から晩秋まで、可憐な小花を咲かせます。花色は白、ピンク、紫など。葉も小さく控えめな雰囲気なので、寄せ植えや花壇の引き立て役、小さな植栽スペースの彩りにおすすめです。 ミントに似た爽やかな香りがすることから「カラミント」と呼ばれることもありますが、ミントのようにお庭で増えすぎることはないので、安心して地植えできますよ。 日当たりのよい場所に植え、春と晩秋に化成肥料を適量与えておくと花付きがよくなります。少し乾燥に弱いので、土が乾きすぎないように水やりしましょう。 ※参考価格:400~700円前後(3号ポット苗) ●シュウメイギク[半落葉] シュウメイギクは、秋に白やピンクの楚々とした花を咲かせます。和風にも洋風にも合わせやすく、半日陰でも育てられるため、さまざまなお庭で活躍してくれる多年草です。 背が高くなる高性種とコンパクトな矮性種があるため、植えたい場所に合わせて選べます。花壇の背景や主役、引き立て役にもなれる万能選手。切り花にもできるので、たくさん咲いたらお部屋でも花を楽しめます。 可憐に見えて、とても丈夫な多年草。年々株が大きくなるので庭植え向きです。広めの場所に植えてのびのび育てると、たくさんの花が楽しめます。 地下茎で広がるため、根止め板などで仕切った中に植えましょう。また、花が咲き終わったら種が飛ぶ前に花がら摘みをしてください。 ※参考価格:450~1200円前後(3号ポット苗) ●オステオスペルマム[常緑] オステオスペルマムは春と秋の2回、メルヘンティックでおしゃれな花を咲かせます。株を覆うように咲き誇る時期は、花壇や寄せ植えの主役として大活躍してくれる多年草です。 品種が多く、花色や花形のバリエーションが豊富。うす紫やピンクのかわいらしい色から、大人っぽいアプリコット、元気なビタミンカラーなど、植えたい場所やほかの植物の色に合わせて選べます。お気に入りのオステオスペルマムを探してみましょう。 高温多湿や寒さにやや弱いため、鉢植えで育てるのがおすすめ。真夏は半日陰で管理し、冬は霜が当たらない軒下などに移動すると、夏越しや冬越しが簡単です。 開花期は日向に置き、定期的に肥料を適量与えて、ときどき花がら摘みをすると花つきがよくなります。 ※参考価格:600~1000円前後(3~3.5号ポット苗)