人気ゲーム『VALORANT』の世界大会が日本初開催 3万7000人超が熱狂
日テレNEWS
FPSゲーム『VALORANT』の世界一を決める大会『VALORANT Masters Tokyo』が日本で初開催。決勝戦が25日、千葉・幕張メッセで行われ、世界各地から訪れた大勢のゲームファンが世界王者の誕生を見届けました。 【画像】VTuberオンリーのゲーム大会で初のPV開催
■タクティカルFPSゲーム VALORANTとは
『VALORANT』とは、プレーヤーが5対5で対戦するFPSゲームです。対戦するマップはそれぞれ特徴のある7つのマップから選択され、攻撃側5人と防衛側の5人の計10人のプレーヤーで、固有の特殊能力を持つキャラクターを操作。銃撃戦だけでなく能力の使い方も含めた戦略的な選択や柔軟なアイデアを駆使して勝利を目指します。1試合は前半後半12ラウンドずつで構成され、先に13ラウンド先取したチームが勝利となります。12-12とスコアが並んだ場合にはオーバータイム(延長戦)に突入し、2ラウンド差がつくまで勝負を続けます。 ラウンドの取得条件は主に3つ。攻撃側と防衛側で条件が異なります。 【両方】1ラウンドの制限時間、1分40秒の間に相手チームを倒しきる 【攻撃側】制限時間内にマップの決められたエリアに爆弾を設置、設置後は起爆まで守りきる 【防衛側】制限時間内で生存し、攻撃側に爆弾設置をさせない。設置された場合は起爆までに爆弾を解除する
■日本チームは出場できず…しかし3万7000人超が観戦
6月11日から25日の約2週間の日程で実施された今大会は、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ地域)、アメリカ、アジアパシフィック、中国のリーグを勝ち抜いた全12チームが出場。日本のチームはアジアパシフィックのリーグに2チームが参加していましたが、今大会の出場3枠をかけたトーナメントでTOP3に入ることができず、出場することはかないませんでした。 日本チームの不在は大会の運営にとっても不安材料の一つになっていたといいます。しかし、会場には連日多くの観客が訪れ、2週間で3万7000人を超える観客が熱いバトルを観戦。登場キャラクターのコスプレをしたり、配布された専用ボードに推しの選手やチーム名を書いて応援したり、さらには世界トップレベルの選手が魅せるスーパープレーや連携、1対2や1対3といった人数不利を覆すクラッチプレーに熱狂し、歓声を送りました。