黒沢清監督のセルフリメイク作『蛇の道』メイキング映像公開 哀川翔、役所広司、前田敦子らのコメントが到着
映画『蛇の道』についての著名人コメント
■役所広司(俳優) 黒沢監督の映画は、我々を惑わし、引き付けて離さない魔力がある。 2時間呼吸を忘れ、この後何が起こるのか目が離せない。 画面に映ってないものへの恐怖がジワジワと押し寄せて来る。 フランス語でフランスの名優たちと渡り合う柴咲さんの逞しい姿は、とても美しい。 ■哀川翔(オリジナル版『蛇の道』主演) これぞ、黒沢映画。小夜子の淡々と突き進む冷静な日常、復讐の矛先が何処に行くのか、最後まで目を離せませんでした。 ■前田敦子(俳優) 黒沢監督の生み出す世界はやはり唯一無二。 フランス語、眼差しと立ち姿、柴咲コウさんの全てから目が離せなくなる存在感。 物凄く静かに熱を帯びたなにかが心に迫ってきます。 ■大島育宙(芸人/映画・ドラマ評論) セルフリメイクの結果、 黒沢清濃度が明らかに倍増した! 半透明のカーテン、無機質な廃墟、車、テレビ画面…… あらゆるお馴染みの記号が鋭く必然的に配列される。 柴咲コウが東京とテレビ電話を繋ぎながら PC画面の前から去った時、 やはり画面を1番恐ろしいと思っているのは 黒沢清その人なんだな、と胸がいっぱいになった ■ビニールタッキー(映画宣伝ウォッチャー) 終始不穏で気味が悪い! しかし事の真相はさらに気味が悪い。暴走する復讐心の行き着いた先は底の見えない人間の闇だった。善意の裏に隠された真意が、蛇のような目で私たちを見つめる。 ■人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー) 冷たく無機質な映像に体温を奪われる。だが最も冷徹で恐ろしいのは、柴咲コウの目。あの恐ろしさは筆舌に尽くしがたい。蛇に睨まれた餌の気分ってこんな感じなんだろうな。今でも彼女の表情が頭の中から消えない。 (C)2024 CINÉFRANCE STUDIOS – KADOKAWA CORPORATION – TARANTULA