米大使館への協力要請前倒しへ 北朝鮮拉致問題で3市連絡会
北朝鮮から帰国した拉致被害者が住む新潟県柏崎市と佐渡市、福井県小浜市は16日「拉致被害者関係市連絡会」を富山市で開いた。3市の市長が出席し、拉致問題の解決に向けた各市の取り組みを情報共有。3年前から3市で行っている米国大使館への協力要請について、通常より半年早い夏ごろに実施すると決めた。 冒頭、連絡会代表の桜井雅浩柏崎市長は「3市が力を合わせ、拉致問題に関わる全員の帰国を果たすために取り組む」とあいさつ。林芳正拉致問題担当相が「日朝間の諸懸案の解決に向けて首脳会談を実現すべく、総理直轄のハイレベルで協議を進めていく」と談話を寄せた。 連絡会は2002年に始まり、今回で25回目。