【今どきの新入社員】点数をつけるなら約70点「自分のときとはここが違う」ポイントは?
自分の新卒時代は約58点!今どきの新入社員に「スゴイ」と思うところ
今どきの新入社員に点数をつけた先輩たちに「自分の新卒1年目」だったときを思い出して点数をつけてもらったところ、以下のような結果となりました。 ・0~19点…4.7% ・20~49%…14.7% ・50~69点…38.8% ・70~89点…37.7% ・90~100点…4.2% 平均 58.2% ※採点の条件:70点が合格点 1番多かったのは「50~69点」で38.8%、タッチの差で「70~89点」が37.7%と続き、平均点は58.2%。 今どきの新入社員と比較すると低い結果となっており、自分に厳しく、仕事にストイックな人が多いと考えられます。
「今どきの新入社員のここがスゴイ!」と感じるところ
自分が新入社員だった頃と比較してどんなときに「今どきの新入社員はスゴイ!」と感じるのか、アンケート調査では次のような結果が出ています。 ・コミュニケーション能力…52.6% ・モチベーションの高さ…47.4% ・理解力(自分と他者、物事との関係性を理解する力)…40.0% ・柔軟性(意見や立場の違いを理解する力)…31.6% ・パソコンスキル…26.3% ・ビジネスマナーの理解度…20.0% ・創造力(新しい価値、方法を生み出す力)…16.8% ・ストレス耐性…16.8% ・数値能力、分析力…14.7% ・根性、気合い…14.7% ・語学力…8.4% ・その他…5.3% ※複数回答あり 最も多かったのは「コミュニケーション能力」で52.6%、次いで「モチベーションの高さ」で47.4%。 前述した「今どきの新入社員の足りていないところ」ではコミュニケーション能力や柔軟性が足りないという意見もありましたが、職場によっては対話や意思疎通がしっかりできていることがうかがえます。
新入社員が先輩たちに与えるプラスの影響
新入社員に指導・教育を「与えている側」である先輩たちも、逆に「与えてもらっている」と感じることもあるようです。 どんなときに「新入社員と仕事してプラスになったこと」と思うのか調査結果を見ていきましょう。 ・教えることで業務理解が深まる…61.2% ・新しい価値観に触れられる…58.2% ・自分も頑張ろうという気持ちになる…40.5% ・人が成長していく過程が見られる…38.8% ・マネジメント力が身につく…34.5% ・雑務を任せられる…12.2% ・プラスになったことはない…8.2% ・その他…1.6% ※複数回答あり ※新入社員と仕事をしたことのない人は除く ほとんどの先輩たちが新入社員からプラスの影響を受けていると答えていました。 新入社員への指導・教育は自分のスキルアップに、フレッシュな風に触れることは凝り固まった考えをほぐすきっかけに繋がっていると捉えているようです。 もしかすると、アンケートに協力した先輩たちの上司も、先輩たちに対して同じことを思っているのかもしれませんね。