敦賀の特産「東浦みかん」例年にない不作 恒例の“園児のミカン狩り”持ち帰り数を制限し実現 【福井】
福井テレビ
敦賀市の北東に位置する東浦地区の特産品「東浦みかん」。市内の園児らが親子でミカン狩りを体験し、甘酸っぱい旬の味を楽しみました。 31日、市内の幼稚園から親子らが訪れたミカン園では、子供用などに木の背丈を低く栽培していて、いまは極早生の品種が旬を迎えています。 子どもたちはミカンをつかんでくるくると回して収穫すると、さっそくほおばっていました。東浦みかんは、爽やかな酸味とコクのある甘みが特長です。 東浦みかん特産化組合によりますと、2024年は近年にない不作となっていて、片山吉治組合長は「裏年なのと、病気があって、カメムシ被害が非常に多い。ひどいところは例年の3割しかできてない。私のところは7割位だが非常に少ない」と肩を落とします。 保育園では持ち帰る数を10個までとし、何とかミカン狩りを実現しました。組合では、流通量が限られミカン狩りの受け入れも難しいため「今シーズンは予約分で精一杯」と話しています。
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