ウンダブを2ゴール差で追うバイエルの躍動 ドイツ代表で試したい若き未来のエース候補
直近2試合で4ゴールと当たりが戻ってきた
EURO2024へドイツ代表の課題となるポジションの1つがセンターフォワードだ。ここはまだ大会本番までに序列が変わる可能性がある。 今季ではシュツットガルトでFWデニス・ウンダブが14ゴールを挙げてブレイクを果たしており、ウンダブもEUROを戦う代表メンバー候補だ。 さらにもう一人。そのウンダブを12ゴールで猛追しているホッフェンハイムFWマクシミリアン・バイエルも忘れてはならない。バイエルはまだ21歳と若く、昨季まではハノーファーの一員としてブンデスリーガ2部で戦っていた選手だ。 本格的に1部でプレイするのは今季が初めてのことで、第2節のハイデンハイム戦でブンデスリーガ1部初得点を記録。そこから一気にペースを上げ、今季の得点数は12ゴールまで伸びている。まだA代表での経験はないが、得点数だけを考えればA代表で試してもいい選手だ。 ブンデスリーガ公式はアシストを5つ記録している点にも注目していて、似ているタイプの選手としてドイツの大先輩FWであるバイエルンのトーマス・ミュラーの名前を挙げている。 今季中盤戦では無得点期間が少々続いてしまったが、直近2試合のリーグ戦ではドルトムントから2ゴール、ブレーメンから2ゴールと再びペースが上がっている。ウンダブ以上の得点数をマークするとなれば、ドイツ代表を指揮するユリアン・ナーゲルスマンも無視することはできないだろう。
構成/ザ・ワールド編集部