天童・東村山、21年ぶりV 県女子駅伝
ヤマザワカップ第40回県女子駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会主催)は17日、上山-山形間の5区間20.5キロでレースが行われ、天童・東村山が1時間9分7秒で21年ぶり(20大会ぶり)4度目の栄冠を手にした。 天童・東村山は、序盤から飛び出した1区本間香(山形中央高)が区間新の走りで独走態勢を築いた。2区小岩レイラ(天童東村山地区陸協)が区間賞の快走でつなぎ、最終区まで一度も首位を明け渡さない完璧なレース運びで制した。 2位は山形で、中学生区間で順位を上げ3年ぶりに表彰台に上がった。序盤から上位を維持した酒田・飽海が3位となった。4位は鶴岡・田川、5位は北村山、6位は南陽・東置賜だった。以下は米沢、長井・西置賜、寒河江・西村山、新庄・最上、上山と続いた。 レース後、山形市の山形メディアタワーで表彰式が行われた。大会会長の寒河江浩二山形新聞会長・主筆(山形新聞グループ経営会議議長)が天童・東村山のメンバーに月桂冠(げっけいかん)を授与し「力走する選手の姿は多くの県民に勇気と感動を与えてくれた。この大会は全国都道府県対抗女子駅伝の本県代表を選ぶ参考レースであり、代表となった際は全国の舞台でも臆することなく実力を発揮してほしい」と語った。