不倫騒動の元サッカー日本代表・佐藤寿人が社会貢献イベントで電撃復帰も「みそぎが終わらない」理由
派手な世界とは全く無縁なJリーガーの優等生に発覚した「不倫愛」には代表OBから聞こえてくるのも「驚き」だけだった。ある元日本代表OBはこう明かす。 「フライデーの報道を見て、『えっ』と思いましたよ。まさか(佐藤)寿人が不倫なんてね。OBの間で、夜遊びの噂は全くないし、地方のイベントには奥さんが迎えにもきていましたから」 佐藤は妻・奈央さんと21歳で結婚。現役時代はC大阪、仙台、広島、名古屋と渡り歩いたが、奈央さんはすべてついていった。3人の息子の父親であり、大学生の長男、高校生の次男はサッカー部に所属する。周囲から見たら理想的な「サッカーファミリー」だった。事情をよく知る日本代表OBはこう明かす。 「今回の不倫騒動があっても、奥さんは『絶対に離婚はしない』と話しているそうです。寿人もやり直す方向で、サッカー界への復帰を目指してみそぎを続けてきました」 佐藤は、テレビ各局や多くの関係者への懺悔行脚を続けてきたが、不倫愛によるイメージダウンは計り知れない。JFA関係者はこう明かす。 「寿人(佐藤)は今回、ある会社の尽力もあって21日のイベント出席が実現するようですが、その会社が今後もずっと寿人をサポートしてくれるかどうかは未定なんです。新たに正式にマネジメントしたい、という会社もいまのところ現れていません」 同じサッカー界で仕事復帰を目指すにしても、エージェント的な役割を果たす会社のバックアップがないと、仕事を簡単にとってくることはできないだろう。佐藤はJ1広島に在籍していた’12年、現在、日本代表を率いる森保一監督(55)から薫陶を受けてJリーグMVPに選出された。恩師はそんな佐藤の状況を知ったのか「森保監督も今回の不倫騒動をとても心配していた」(夕刊紙記者)という。 佐藤が不倫騒動の報道が出る前に就いていたJリーグOB会会長や広島大サッカー部テクニカルアドバイザーの役職はともに外されている。OB戦で表舞台に復帰したとしても、信頼回復への並々ならぬ気持ちを持たない限り、いばらの道は続く。
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