【大ヒット確定】 無印良品「空気でできたソファ」の出来が良すぎた!/編集長 奥家の『コレ買いです』
モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回は、無印良品で大ヒット中の「空気でできたソファ」をチェック。ふわふわの座り心地を味わってみました! 【画像】完成度の高さに驚き!無印良品「空気でできたソファ」を詳しく、写真を見る(全7枚)
早くも“2024年の最優秀モノ”に決定!?
無印良品 空気でできたソファ ¥9,990(税込) 約W95×H72.5×D95cm モノのトレンドを追っていると、時折大バズリするのがソファやクッション。仕事効率を高めるガジェットや所有欲を満たす腕時計など心を刺激するモノが注目されるのと同じくらい、心に安らぎやいやしを与えるモノも求められているんですよね。「自宅でゴロゴロ」という至福の時間を最高の状態にしてくれるのですから、話題にならないわけがありません。 2002年から発売されている無印良品の「体にフィットするソファ」が、その実例のひとつ。流動性のある微粒子ビーズによって体型に合わせて変形するのが特徴で、“人をダメにする”なんて栄誉ある表現もつけられていました。私も愛用者のひとりで、休日はこのソファでスイッチを完全OFFにするのが通例です。 そして今回ご紹介するのが、無印良品の「空気でできたソファ」。その名の通り、空気で膨らませることによってソファとしての機能を果たす製品です。 今年の1月から全国での発売がはじまるや大ヒットを記録していて、早くも“2024年の最優秀モノ”と断定できそうな勢いです。どうしてそこまで人気なのか、実際に使用してみると、その理由がわかってきました。
空気量のアレンジで座り心地も変化する!
まずはシンプルに座り心地をチェック。体を預けると、背面と座面が腰をやさしく包み込んでくれます。空気で膨らませたソファですから、加わった力に適度に反発してくる感覚はおそらくご想像通り。座面だけはウレタンフォームがクッション材として配置されているので沈み込みすぎることもなく、良好な座り心地をキープします。 そして両脇の肘掛けがちょうどいい位置にあって、リラックスした姿勢で腕を乗せることができました。傾斜の角度もよく、腕を支えてくれます。 おもしろいのが、「空気圧を自分でアレンジできる」というこの製品ならではの特徴です。空気をパンパンにふくらませるとかなりのハリ感が出ますので、ちょっと背筋を伸ばして映画を鑑賞したり、こぼさないよう手元を安定させてコーヒーを楽しんだりもしやすいのですが、空気を抜いていくと座り心地に変化が。体の沈み込み具合が強まり、もっとどっぷりと体重を預けることができました。 上の写真は空気を2~3割抜いたところで、ダラ~っと過ごしたい休日の午後によさそう。気を抜くなら空気を抜こう、というわけです。