福岡空港国際線の到着ロビー 広さ3倍で福岡らしさを演出
テレQ(TVQ九州放送)
記者 「到着口目の前のこちらのスペース。屋根には八女市産のスギが使われるなど県産の木材を使った日本らしさが感じられる空間が広がっています」 3日に利用が始まった福岡空港国際線の到着ロビー、「アクセスホール」。ベンチには福岡を代表する工芸品「大川組子」があしらわれるなど、福岡らしさ、日本らしさが感じられる場所になっています。また到着ロビーをこれまでの約3倍に拡大したほか、観光案内所も新しくなりました。今回のリニューアルは福岡空港の2本目の滑走路が、来年3月から運用を開始するのを前に進められているもので、利用者の利便性の向上にもつながっています。 利用客 「寒い時や暑い時は嫌。ホールの中で待てるのは最高」 これまで空港から各地に向かうバスに乗るには、ターミナルの外で待つしかありませんでしたが、3日からはホール内でバスを待つことができます。 タイから来た人 「別府に行くバスを待っている。ここは快適」 国際線ターミナルの利用者は、コロナ期間を除くと年々増加傾向で、去年は過去最多の700万人となりました。福岡国際空港では4年後の2028年に1000万人、24年後の2048年には1600万人の利用を目指しています。 福岡国際空港 鯵坂裕子さん 「福岡空港が快適な空間、思い出の一場面となるような施設になって、福岡・九州・西日本・日本へつなぐ一つの拠点でありたい」 また国内線と国際線をつなぐ連絡バスの専用道の区間が3日に延長されたことで、 移動時間がこれまでの15分から10分に短縮されました。2026年には全ての区間を専用道路化し、さらに5分短縮するとしています。 連絡バスの利用者 「スムーズだった。やっぱり快適(移動時間が)短くなると」 2022年からラウンジのリニューアル、コンコースの延伸などを実施してきた国際線ターミナル。フードコートや免税店などのエリアのグランドオープンは2025年3月28日です。
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