深い呼吸を意識して。忙しい日々、ヨガで自分自身を取り戻す
二十四節気の節目を意識しながら日々思うことをエッセイと近況スナップでつづるモデルSHIHOの「SHIHO’s FLOW LIFE」。今回は穀雨。エキシビションやニューオープンのホテルなど、様々なイベントに参加する機会が増えているSHIHO。忙しい日々ですが、ヨガで自分自身を取り戻しています。 【写真】40代リアルなライフスタイル
皆さん、今年はお花見されましたか? 私は、桜の木の下を少しお散歩できて、心地いい時間を過ごしていました。満開だった桜は、一瞬にして散ってしまい、時の儚さをしみじみ感じます。「穀雨」は春の最後の節気。いよいよ来月から夏の兆しが見え始める時期になるなんて!
二十四節気・穀雨
こくう。4 月~20 日~5月4日。春分の頃にまいた種が芽を出して伸び始めるころで、百穀を潤す雨という意味。春の明るさが満ちる美しく気持ちの良い時期で、春の最後の節気。
四季の巡りの早さにはいつも驚きますが、4月になって、いよいよ2024が本格的に動き出した感じ。韓国や香港など海外に行く機会が出てきたり、様々なイベントに参加する機会が増えています。先日は、虎ノ門ヒルズのTOKYO NUDEにてティファニーのエキシビジョンのオープニングに行ってきたのですが、集まったゲストは総勢約500人! 数年前まであったコロナ禍が幻の出来事だったかのよう。このエキシビジョンは、今まで見たことないほど美しいジュエリーなど貴重な作品が集まっていて、世界の中で、日本での開催が決まったことが本当に嬉しい! 必ず見てほしいエキシビジョンでした。
また、新しくできた麻布台ヒルズではラグジュアリーホスピタリティを再定義したホテル「JANU東京」がオープンしました! 世界初「JANU」一店舗目らしく、かなり気合が入っている様子。「JANU」は、サンスクリット語で「魂」を意味し、人と人のつながりを育み、調和を取り戻して、喜びを分かち合うことをコンセプトにしているそう。
3月からヨガと瞑想の魅力をお伝えする機会も増えているのですが、ヨガはまさに、自分自身の調和を取り戻すツールだと思っています。 普段、生活しているといろんなことに翻弄されがちなのですが、ヨガや瞑想は、自分の中心に戻れるというか、いろいろなことを手放せて、内側からの幸福…心身から喜びが湧き上がる、満たされる感覚になるんです。近年、ウェルネスという言葉を耳にする機会がよくありますが、この意味合いは「より良く生きようとする生活態度」のことをいうそう。それを実現するには、まずは自分自身を整えることから! ヨガのクラスでは、いつも「ポーズをする概念は忘れてください!」というのですが、その理由は、自分を整えるにはポーズではなく、ポイントは呼吸にあるから! ヨガでの呼吸の意味合いや、呼吸の始まりの場所など、詳しく説明したりしています。呼吸って、普段意識することがないと思いますが、ヨガ的にいうと、いいエネルギーを意識して呼吸を深く取り入れることで効果が変わってくるんです! そして呼吸の繰り返しと体の動きで自分軸をつくっていくのです。 自分を整えるには“自分軸”がどこにあるのか、も肝心。1本筋が通った凛とした女性って素敵だし、私はそういう女性に惹かれます!