白山麓うっすら雪化粧 今季最低七尾5.1度、金沢6.5度
週明けの13日、石川県内は上空に強い寒気が流れ込んで冷え込み、朝方の最低気温は七尾5・1度、金沢6・5度など5地点で今季最低となった。日中も気温は上がらず、正午までの最高気温は金沢10・4度、輪島10・1度と平年を4~5度ほど下回った。白山市白峰では、白山麓の山々がうっすらと雪化粧し、住民らに冬の訪れを感じさせた。 金沢地方気象台によると、県内は13日夜遅くにかけて大気の不安定な状態が続く見込み。気象台は落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、急な強い雨に注意を呼び掛けている。 ●各地で今季一番の冷え込み 日本列島は13日、西高東低の冬型の気圧配置に覆われ、上空に広範囲で寒気が流れ込み、各地で今季一番の冷え込みとなった。 気象庁によると、午前8時までの最低気温は、東京都心部7・9度、名古屋市8・7度、京都市6・5度、大阪市6・8度、神戸市7・4度など。いずれも今季一番の寒さで、12日の最低気温より3度以上冷え込んだ地域もあった。 11月上旬は記録的な暑さとなったが、今後は平年並みの気温に戻り、寒さが本格化するという。