伏線だけじゃない!『ワンピース』の扉絵に隠されていた秘密とは?
遊び心を忘れない愛あふれるしかけが
●『トリコ』 『こち亀』が終了して間もなく、2016年51号にて最終回を迎えた島袋光年先生の『トリコ』に対しても、尾田先生からの愛のあるメッセージと思われる扉絵が描かれました。 同じ号掲載の『ONE PIECE』第846話では、ルフィが「チョッパー」や動物たちとともにピクニックを楽しむ扉絵が描かれています。そのなかには「縞模様の豚」の姿があり、これは「しまぶー」の愛称で親しまれた島袋先生を表していると思われます。 さらに5羽の鳥で「トリコ(鳥5)」を連想させるほか、数字の「3」「9」で「サンキュー」を現したと思われるメッセージもありました。 また、この扉絵は読者からの「リクエスト」に応えたという体になっていましたが、その読者のペンネームは「尾田栄一郎」で、さらに「O(尾田):『好きな動物教えて』 S(島袋):『おれウサギが好き』 『M・S(島袋光年)さんの好きなウサギの柄を描いて下さい』」と、尾田先生と島袋先生のイニシャルでのやり取りも書かれています。尾田先生と島袋先生との仲の良さを感じさせ、なんだかほっこりさせられる扉絵でした。
LUIS FIELD