日向坂46、初展覧会『WE R!』全貌が明らかに メンバー&詳細年表と共に歩む“谷あり山あり”の歴史【内覧会レポート】
今年5周年を迎えるアイドルグループ・日向坂46が、グループ初となる展覧会『WE R!』を3月1日~5月19日の期間、東京・六本木ミュージアムにて開催する。このほど行われたプレス内覧会で全貌が明らかとなった。 【写真30点以上】長濱ねる、柿崎芽実のビブスも…歴史をたどる展覧会の全貌 展覧会のコンセプトは、「メンバーとともに彼女たちの歴史を歩く」。展覧会のクリエイティブディレクターである本信光理氏は、日向坂46を「山あり谷あり、どっちかというと、谷あり山ありなグループ」と形容する。 「欅坂46の長濱ねるさんという存在がいて、意図せずスタートしたグループともいえる。数奇な運命をたどりながら、東京ドーム公演を成功させるに至った、不思議なアイドルグループです。そんな彼女たちの物語自体が、主役になるような展示ができないかなと思い、そのヒストリーを体験できるような展覧会になっています」と説明した。 前身グループ「けやき坂46(ひらがなけやき)」から始まった彼女たち。『第1章 突然の旅人』では長濱ねるをはじめ、1期生たちが初期に着ていたビブスが展示。そこから詳細すぎるほどの年表がスタートし、『第6章 日向坂46』で11thシングルに四期生の正源司陽子がセンターに選ばれるまでの歴史が、メンバーのコメントとともにつづられている。 ミュージックビデオ(MV)やCDジャケットのクリエイティブの制作過程に関する資料や、ライブでの小道具、冠番組『日向坂で会いましょう』で使用された品々など、日向坂46の活動における思い出の品が惜しみなく展示。また、約120体のメンバーの等身大パネルが、展示空間内で歴史の物語を誘っていく。歩き、走り、浮かび、時には悩む。まるでメンバーと一緒に歩いているかのような演出が見どころとなっている。 【展示内容一覧】 第1章 突然の旅人 2015年11月~2017年9月 前身グループ「けやき坂46」として歩みはじめた時期。グループは、思わぬきっかけで立ち上がった。その時期を、当時、練習時に身に着けていたビブスの展示などとともに振り返っていく。 第2章 向かい風の挑戦者 2017年9月~2019年2月 ある転機を経て再び未来へ走り出すメンバーたち。2018年1月より行われた想定外の武道館スリーデイズ公演。グループがいよいよ走り始める時期。当時のレアな資料も展示。 第3章 上昇気流の少女たち 2019年2月~2020年2月 「けやき坂46」から「日向坂46」へと改名。「キュン」でデビューし、その快進撃が始まる。レコード大賞優秀作品賞の盾、当時の直筆の思い出の品々などを展示。さらにはデビュー時のCDジャケットやMVなどクリエイティブの資料も展示する。 第4章 頂きのヒル・クライマー 2020年3月~2022年3月 コロナ禍で思うようにライブ活動などが出来ない中、配信に活路を見出す。やがて有観客ライブを出来る時期へ。延期の末、実現させた東京ドーム公演。その際のさまざまな資料を初公開。 第5章 未来を見つけに行く人 2022年4月~2023年10月 東京ドーム公演のあと、グループとしての活動は順調だが、個人活動も増えた。新しい世代の四期生も加入。彼女たちは、再び大きな目標を探し始める。そんな時期にテレビ番組『日向坂で会いましょう』のコーナー「ヒット祈願」で作られた思い出の品々などを展示。 第6章 日向坂46 2023年11月~2024年4月 四期生が参加した『新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za』、全国ツアー『Happy Train Tour 2023』など、記憶にも新しいライブにまつわる品々を展示。現在進行系のこの章、果たして彼女たちは目指すものとは?