【台風情報】台風16号『ノロノロ』進み…日本の南海上へ 27日に熱帯低気圧となり北上か…新たな熱帯低気圧”台風のたまご”の可能性も?【気象庁の進路予想 台風最新・雨風シミュレーション】
日本の南海上で発生した台風16号。26日正午時点で、台風16号の中心は日本の南海上にあり、西へゆっくりと進んでいるということです。 【画像を見る】台風予想進路と週末までの雨と風のシミュレーション 中心気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルだということです。 また、中心から280キロ以内では風速15メートル以上の強い風(強風域)が吹いています。
台風16号は27日午前0時には、中心は日本の南海上で、西へゆっくりと進むとみられています。 27日正午には、日本の南で熱帯低気圧に変わる予想となっていて、台風の期間は短いものとなりそうです。そのまま北へゆっくりと進む見込みです。 気象庁によりますと、台風第16号のアジア名「シマロン」はフィリピンの提案で、野生の牛という意味です。最大風速18メートルで、「ギリギリ台風」といったところです。 台風16号は27日正午ごろまでに熱帯低気圧へ変わる見込みなので、近畿地方などに大きな影響はなさそうですが、熱帯低気圧になってからも、日本の南岸を進みそうなので、太平洋側では影響で雨の降る場所もありそうです。
今後の台風の進路など詳細
このあとの台風の位置や動きについての予想です。 ▼26日正午の実況 種別:台風 存在地域:日本の南 進行方向、速さ:西 ゆっくり 中心気圧:1002 hPa 最大風速:18m/s 最大瞬間風速:25 m/s ▼27日午前0時の予報 種別:台風 存在地域:日本の南 進行方向、速さ:西 ゆっくり 中心気圧:1002 hPa 最大風速:18m/s 最大瞬間風速:25 m/s ▼27日正午の予報 種別:熱帯低気圧 存在地域:日本の南 進行方向、速さ:北 ゆっくり 中心気圧:1004 hPa
天気図を確認すると 別の熱帯低気圧が2つ発生?
27日までの天気図と予想天気図で確認すると、27日夜の予想天気図では、沖縄付近に別の熱帯低気圧、さらに南の海にも別の熱帯低気圧ができる予想のようにもみえます。台風16号のあとまたも「台風のたまご」となるのか…こちらの熱帯低気圧の動きについても今後注目されます。