来秋の朝ドラ「ばけばけ」ヒロインは高石あかり 感極まり涙「小さい頃からの夢」
高石は、モデルとなる小泉セツさんの本「思い出の記」を読むなどして役づくりを行っているという。「ハーンさんの人柄や日常がかわいらしく描かれていて、わたしはすごく好きになりましたし、きっとこの二人をいろんな方が愛してくださるなと思ったので、演じるプレッシャーもありますし、しっかり愛していただけるように頑張りたい」「人やハーンに対する愛情や思いやりをすごく繊細に大切に演じていきたい」と意気込んだ。
長丁場となる朝ドラの撮影には「体力には自信があります。今まで携わらせていただいた作品は全部楽しかったと言って終わっているので、きっと色々なことがあると思いますが、一番最後には楽しかったと言いたいなと思います」と自信を見せた。
2025年度後期の連続テレビ小説「ばけばけ」は、松江の没落士族の娘・小泉セツがモデルのオリジナルストーリー。外国人の夫と共に怪談を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語をフィクションとして描く。
作者は、NHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(第30回橋田賞受賞)などのふじきみつ彦。舞台は、ヒロイン・松野トキが生まれ育つ島根県から、トキの人生が進むにつれて熊本など各地に移り変わっていく。2025年3月中旬にクランクイン予定。(編集部・小松芙未)