【大学選手権】青学大のドラフト1位候補・西川史礁が「絶好調」宣言 2連覇へ「結果を出すだけ」…開会式
第73回全日本大学野球選手権大会(報知新聞社後援)が10日、神宮球場と東京ドームで開幕する。全国26連盟の春季リーグ戦などを勝ち抜いた27校(九州地区大学連盟は南北2校)が出場。大学日本一を懸けた熱き戦いが展開される。9日には明治神宮会館で開会式が行われた。 今秋ドラフト1位候補の右の強打者で、青学大の西川史礁(みしょう)外野手(4年=龍谷大平安)は、「この全日本選手権に優勝して、個人としては首位打者を取れるように頑張っていきたい」と昨年に続く連覇へ意気込んだ。 3月には侍ジャパントップチームに選出され、欧州代表との強化試合では2安打をマーク。一躍、その名をとどろかせた。勢いのままに今春リーグ戦では打率3割1分8厘でチームの3連覇に貢献し、MVPとベストナインに輝いた。昨年の大学選手権でも15打数7安打1本塁打と躍動。日本一を目指す大一番を前に「絶好調です。チームとしても個人としても、足元を見つめ直して調整してきた」と闘志を燃やした。 チームのキーマンには「キャプテンの佐々木泰(4年=県岐阜商)。リーグ戦でちょっと苦しんだ部分があったんですが、最後に優勝を決めた試合(5月29日の中大3回戦)ではキャプテンの一発で勝つことができた。全日本選手権で、また打ってくれると思います」と笑顔で語った。「しっかりとここからは結果を出すだけ」と西川。アマNO1スラッガーの実力を、大舞台で見せつける。(加藤 弘士)
報知新聞社