【五輪1か月前】柔道・東京五輪で金9個もパリでは“2個予想” 米データ会社のメダル予想が公開
パリ五輪開幕まで1か月。アメリカのデータ会社『グレースノート社』は、最新の五輪メダル予想を発表しました。 【一覧】柔道男子 パリ五輪代表7人
■日本のメダルは『46個』と予想
1年前、100日前と段階的にメダル予想を発表していた同社。日本の予想はこれまで54個(1年前予想)、49個(100日前)と減少していましたが、今回は金『12個』、銀『13個』、銅『21個』の合計46個でさらに3つ減少しました。 国別の順位では 1位:123個 アメリカ 2位:87個 中国 3位:62個 イギリス 4位:56個 フランス 5位:48個 オーストラリア 6位:46個 日本 7位:46個 イタリア とイタリアと個数では並びますが、金メダルの数が1つ多い日本が上位となっています。
■前回からの変動は?
前回予想から新たにメダル候補となったのは、女子ゴルフの笹生優花選手。6月の全米女子オープンで優勝を果たすと、五輪選考レースでも一気に日本人トップに。銅メダルが予想されています。 また五輪予選シリーズで大逆転の代表入りを果たした女子ストリートの中山楓奈選手。前回予想では圏外でしたが、今回銅メダルとの予想。2大会連続でのメダル獲得が期待されます。 一方今回の予想で順位を落とした選手も。 前回予想時点では銀メダルを予想されていた、スケートボード女子ストリートの西矢椛選手は、代表の座を逃し圏外。スポーツクライミングの楢﨑智亜選手、森秋彩選手が銅メダル予想でしたが、最新の予想ではメダル圏外となっています。 また東京五輪で9つの金メダルを獲得し、今大会でも大量のメダル獲得が期待できる柔道では、金メダルは男子66キロ級の阿部一二三選手と混合団体の2つと予想。阿部詩選手や斉藤立選手など4つの銀メダルと、素根輝選手や角田夏実選手など6つの銅メダル、合計12個のメダルが予想されています。
■日本の金メダル予想 12種目
※括弧内は(100日前 ← 1年前)の予想 ・陸上競技 女子やり投げ 北口榛花(金 ← 銅) ・フェンシング 女子サーブル 江村美咲(金 ← 金) ・フェンシング 男子フルーレ団体(金 ← ―) ・体操 男子種目別鉄棒 橋本大輝(金 ← 金) ・体操 男子個人総合 橋本大輝(金 ← 金) ・体操 男子団体総合(金 ← 銀) ・柔道 男子66kg級 阿部一二三(金 ← 金) ・柔道 混合団体(金 ← 金) ・スケートボード 女子パーク 開心那(金 ← 銅) ・レスリング 女子50kg級 須崎優衣(金 ← 金) ・レスリング 女子53kg級 藤波朱理(金 ← 銅) ・レスリング 女子57kg級 櫻井つぐみ(金 ← 銅)