【写真：産経新聞社】

　ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、専属通訳を務めていた水原一平被告の違法賭博スキャンダルに巻き込まれていたが、ついに潔白が証明された。開幕から苦悩が続いていたにも関わらず圧倒的な成績を残している大谷について、米メディア『レビュージャーナル』が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 　水原被告は大谷との個人と仕事上の関係を悪用し、時には大谷になりすまして大谷の銀行口座から何百万ドルもの金を何年にもわたって窃盗していた。水原被告は5月5日（日本時間5月6日）、疑惑の詳細を記した司法取引に署名し、検察はその数日後に発表した。 　水原被告の弁護士は裁判所の外でコメントを避けている。水原被告は法廷で「私は被害者Aのために働き、彼の銀行口座にアクセスすることができた。ギャンブルで大きな借金を抱えていたため、被害者Aの銀行口座にアクセスした」と述べている。 　この騒動の中でも実力を示す大谷に同メディアは「大谷は裁判が進む中、フィールドに集中しようとしている。4月に元通訳が初めて出廷した数時間後、ドジャースがサンディエゴ・パドレスに7-8で敗れた試合で、松井秀喜に並ぶ日本出身選手最多となるMLB通算175号本塁打を放った」と言及した。