徳島・阿波おどりの黒字額が拡大 観光需要の回復、一部返金も
徳島市の阿波おどりの実行委員会は31日、今年の事業収支が約1600万円の黒字になる見込みだと発表した。黒字額は昨年の約400万円から拡大した。観光需要の回復や、県内外の企業・団体からの協賛金が増えたことが理由としている。 実行委によると、入場料収入は昨年比約5600万円増の約1億5500万円。協賛金や広告料などを合わせた収入総額は同約9300万円増の約2億6700万円となった。物価高騰や人件費などで昨年よりも支出が増えたが、黒字を確保した。 期間中の8月12~15日のうち、台風で中止した15日はチケット約7千枚分の約2300万円を払い戻した。