相続登記が4月1日から義務化 京都司法書士会が注意点を学ぶセミナー開催 京都市
4月1日から相続登記の申請が義務化されるのを前に、注意すべきことを学ぶセミナーが京都市内で行われました。このセミナーは京都司法書士会が開いたもので、相続や遺言などに関心のあるおよそ160人が参加しました。日本全国で所有者のわからない土地は2018年の統計で20.3%となっていて、この問題の解消のために来月から行われるのが相続登記申請の義務化です。参加した人たちは、真剣な表情で資料に目を通したり、メモを取ったりしていました。京都司法書士会の山本拓生会長によりますと「4月1日までに登記しないといけないといった声を聞くものの、そのようなことはなく、義務化されただけできちっと遺産分割をして手続きをしていただくということになる。そのため、司法書士を活用してよりよい相続をしていただきたい」と話していました。