2024年のサンマ水揚げ、2021年以降で最多も低水準続く 岩手
IBC岩手放送
2024年の岩手県全体のサンマの水揚げ量は、7141トンと2021年以降で最多となったものの、依然として低水準が続いています。 【写真を見る】2024年のサンマ水揚げ、2021年以降で最多も低水準続く 岩手 これは全国さんま棒受網漁業協同組合=「全さんま」が7日発表したものです。 2024年の県内のサンマ水揚げ量は2023年の1.66倍となる7141トンと3年連続の増加で、記録的不漁で水揚げが低迷する2021年以降では最多です。 港別では、本州で最も多かった大船渡が5650トン。釜石が1331トン、宮古が161トンとすべての港で水揚げ量が前年を上回りました。 一方で、近年のピークだった2008年のサンマの県全体の水揚げ量は6万2835トンもあり、依然として低水準が続いていてさらなる復調が期待されます。
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