快進撃止まぬボローニャ、アタランタとの上位対決で4位死守もモッタ「UCLは考えてすらない」 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】ボローニャのチアゴ・モッタ監督が、日本時間4日に行われたセリエA第27節アタランタ対ボローニャ戦終了後、『DAZN(ダゾーン)のインタビューに応じて試合を振り返った。 【動画】ボローニャが逆転勝利でリーグ戦6連勝!アタランタ×ボローニャ|ハイライト
チアゴ・モッタ指揮下の2年目で4位と躍進を見せるボローニャ。日本時間4日、5位アタランタとの上位対決に敵地で挑むと、リードを奪われて迎えた後半開始からの2枚替えも功を奏し、ジョシュア・ザークツィーのPKなどで2-1と逆転勝利を収め、合計51ポイントで4位の座を死守した。 6連勝を飾り、快進撃が止まらないボローニャの指揮官は試合終了後、『ダゾーン』のインタビューで選手を称えた。 「プレーした全員が非常に良いパフォーマンスを見せてくれた。アタランタのように非常に強く、組織化された相手に対し、前半は非常に難しかった。だがわれわれは常に集中し、自分たちの時間を生かして勝利を持ち帰ることに成功した。偉大なチームを相手に素晴らしいパフォーマンスだった」 5位ローマとのポイント差を「4」とし、夢のUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場へ前進を続けるボローニャ。だが指揮官のモッタは「UCLのことは考えてすらない。全力を尽くすことしか考えていない」と述べ、地に足をつけた。 またボローニャ指揮官は、後半開始から途中出場したアレクシス・サレマーカーズにも言及している。元ミランFWに賛辞を贈った一方、エリア内のダイブに苦言を呈した。 「今日のような姿勢で試合に入った時は、素晴らしいクオリティを見せてくれる。彼は何か特別なものを持っているが、あのモチベーションがあれば、プラスアルファの仕事をすることができる。彼のためにも、チーム全体のためにもうれしく思っている」 「ダイブ? 私は好きではない。選手たちには、ダイブをするのではなく、倒れずにプレーをしてほしいと思っている。試合をリスペクトするためにも、また、自分たち自身や対戦相手、主審のためにも、プレーを続けることが最善だ。私が選手たちに腹を立てることはあまりないが、シミュレーションは数少ないうちの1つだ」