猟友会が『駆除要請拒否』検討に鈴木直道知事が環境省に陳情へ「いろんな悩みがあるので…」振興局ごとの協議会を活用して連携強化も
北海道放送(株)
北海道猟友会が一部の自治体からの駆除要請の拒否を検討していることを受け、鈴木知事は近く、猟友会会長と環境省に陳情に行く方針を明らかにしました。 【写真を見る】猟友会が『駆除要請拒否』検討に鈴木直道知事が環境省に陳情へ「いろんな悩みがあるので…」振興局ごとの協議会を活用して連携強化も 北海道猟友会は、砂川市でのヒグマ駆除の発砲をめぐるハンターの敗訴判決を念頭に、体制が整備されていない自治体からの駆除要請を拒否することを検討しています。 北海道猟友会の堀江篤会長は、HBCの取材に「今の状況ではハンターが全ての責任を持つことになる」として駆除要請の拒否について今後、協議することを明らかにしました。 その後、「市町村からのヒグマ駆除要請については、誠実に対処することとしており、現時点でその方針に変わりがない」とのコメントも発表しています。 鈴木知事は、こうした状況を受けて、近く堀江会長と地域の実情を伝えるため、環境省を訪問する方針を明らかにしました。 鈴木直道知事 「会長も『ぜひ行きたいんだ』と。直接いろんな悩みがあるので(環境省が)法律を提案していく状況もある中で、お話したいということなのでぜひできるだけ早くそれをやりたい」 また、市町村によって猟友会への対応や連携にバラつきが生じていることについて、鈴木知事は北海道が振興局ごとにある「連絡協議会」を活用して関係者間の連携強化を図るとしています。
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