“高騰する野菜”に苦悩する消費者と生産者 白菜農家は「この状況が続けば農家は減っていく…」原因は夏の“異常気象”
値段が上がっている原因については、高温が続いたことや、降水量が安定しなかったことをあげ、全国から野菜が集まる市場でも品薄の状態が続き、値段が高くなっています。 今後は「気温が落ち着き出荷量が増えるだろう」としつつも、状況は見えないといいます。 徳山青果株式会社・林博史専務取締役 「どの程度、例年と比べて、量が出てくるのかというところは、今のところ分からない。『安くなる』という感覚が出るかどうか、見通しは難しい」 ■高騰する野菜に「消費者」も「生産者」も苦しむ 一方、白菜を栽培する鈴尾さんは、十分に収穫できない環境でも、価格競争の中で値段をあげられない現状もあると訴えます。 野菜農家・鈴尾一夫さん 「今のような上げられない値段が続いていくと、当然、農業・農家はどんどん減っていきます。皆さん、野菜売り場でも、お米売り場でも、農家がやっていけるのなと考えてみていただけばと」 「異常気象」の影響で、高騰する野菜。 「消費者」も「生産者」も苦しんでいます。
テレビ山口
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