映像が見せるG7サミット名場面 英独仏弱いがイタリアのメローニ首相は「強い」首脳、ヤバい米バイデン大統領…岸田首相はやたら饒舌
米紙ニューヨーク・タイムズは「メローニ氏以外の首脳は困難な内政状況を抱えており、その不幸な集まりが西側の政治的混乱を物語っている」という厳しい記事を載せていた。岸田首相についても、「支持率低下で秋にも退陣の可能性が高い」と断じている。
当の岸田首相は独英仏のようにしょぼくれるわけでもなく、バイデン氏のようにどこかへ行ってしまうわけでもなく、やたら饒舌(じょうぜつ)にしゃべっているシーンが多かったのだが、あれは何だったのか。
もしかしたらサミットでも持ち前の「鈍感力」を発揮していたのか。それならそれで、すごいことだとは思うが。 (フジテレビ特別解説委員・平井文夫)