『トラジャ』松倉海斗&川島如恵留、「知らなかった」主演2人が生まれる前の伝説映画を舞台化
男性アイドルグループ「Travis Japan」(通称トラジャ)の松倉海斗(26)と川島如恵留(29)がダブル主演する舞台「A BETTER TOMORROW―男たちの挽歌―」(24日~7月8日)の公開稽古が23日、東京都新宿区の日本青年館ホールで行われ、松倉と川島、共演する「劇団EXILE」の青柳翔(39)が順調な仕上がりぶりをアピールした。 この作品は1986年に製作されて大ヒットした香港映画を音楽劇として舞台化。裏社会で生きるホー(青柳)と親友のマーク(川島)、ホーの弟で刑事になったキット(松倉)の3人を軸に兄弟愛や友情を描く。 松倉と川島は生まれる前の作品を「知らなかった」といい、松倉は「ツアー中の休憩時間に”W主演”と知らされ『マジすか⁉』と。とにかく格好いい映画で男くさい。アクションもすばらしいし、本当に伝説の香港映画で、こんな僕が務めさせていただいていいのかと最初は思った」とオファー時の驚きや戸惑いを吐露。「(稽古を)重ねるにつれて、その作品に恥じぬよう頑張りたいなと、より自分を高めて今ここにいます」と胸を張った。 一方、川島は「ツアーの移動時間に何度も映画を見た。自分とマークの共通点は何だろうと探す時間になったり、僕なりに研究して、研究していくほど本当に深い作品なんだと分かっていった」とコメント。役との共通点を問われ、「とにかく泥くさいところ。夢をあきらめないとか。自分は一段飛ばしで階段を進めないけど、一歩ずつ前に進んでいきたいという思いでずっと芸能活動をやってきた。まさにマークという役の人生と少し似ているな」と語った。 映画でも反響を呼んだアクションについて、松倉は「メッチャ筋肉痛になった。普段のダンスと違う筋肉を使うので」と告白。取材中も汗をかいていた青柳は「『(稽古で)汗をかくな』と言われまして。『ちょっと無理です~』って」と、困ったエピソードを明かして笑いを誘った。
中日スポーツ