ロドリ不在で大崩れのシティ。冬の移籍市場で新アンカー獲得へ ターゲットはスビメンディとリッチ
アンカーの獲得は急務だ
CLでスポルティングCPに敗れ、マンチェスター・シティは公式戦3試合連続で黒星を喫している。チームの中心人物であるロドリ不在が大きな影響を与えており、プレミアリーグ4連覇中とは思えない脆さを露呈している。 ロドリの代役はクロアチア代表のマテオ・コヴァチッチが指名されたが、これがどうにもしっくりこない。今季はミドルシュートからの得点でチームに貢献しているものの、アンカーに求められているものは得点力ではない。アンカーに必要な能力はチームの攻撃を活性化させる配球力と、セカンドボールを回収する守備力であり、コヴァチッチにはそれが足りていない。 1月に迫った冬の移籍市場で新たなアンカーの獲得は急務といえる。幸いなことに今夏の移籍市場ではそれほどお金を使っておらず、獲得に投じることができる資金は余っている。 『L'Équipe』によると、シティはレアル・ソシエダのマルティン・スビメンディ、トリノのサムエレ・リッチ獲得に動いているようだ。どちらも各国のフル代表に選ばれている実力者で、リッチはロドリのプレイを参考にしていると、『Football ITALIA』で発言している。 スポーツディレクターのチキ・ベギリスタイン氏は今季での退団が発表されており、彼は最後の大仕事としてロドリ不在の穴を埋められるアンカーを獲得することはできるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部