『民王R』第6話 泰山(遠藤憲一)がお笑い芸人・堀田(安井順平)と入れ替わり…相方役はおいでやす小田 主題歌を歌うasmiも登場
遠藤憲一が主演を務める火曜ドラマ『民王R』(テレビ朝日系 毎週火曜 午後9時~9時54分)の第6話が11月26日(火)に放送される。 【写真】安井順平、おいでやす小田、asmi 2015年7月期に金曜ナイトドラマ枠で遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された『民王』。作家・池井戸潤が2010年に発表した同名小説を初めてドラマ化し、現職総理大臣とおバカな息子の心と体が入れ替わるという大珍事を時にシニカルに、時にハートフルに描き、人気を博した。そんな『民王』が『民王R』として9年の歳月を経て再起動する。 前作『民王』で総理大臣・武藤泰山を演じた遠藤憲一が本作でも同役を演じ、泰山の書生・田中丸一郎太役で大橋和也、公設第一秘書・冴島優佳であの、警視庁公安部の刑事・猫田マモル役で山時聡真、さらに溝端淳平、満島真之介、岸部一徳らが共演する。息子と心と体が入れ替わってしまうという未曾有の事態に見舞われながらも総理大臣を務め上げ、まもなく政界を引退しようかという泰山に、再び総理の打診が…。そんな矢先、またしても“入れ替わり”という大珍事が襲いかかる。しかも、今回の“入れ替わり対象”は「全国民」。毎話泰山と誰かがランダムに入れ替わってしまうという奇想天外なストーリーが展開される。 第6話には、泰山が入れ替わるお笑いコンビ・ミサイルキックの堀田豊役で安井順平、その相方の山倉役でおいでやす小田がゲスト出演。さらに、主題歌「こっち向いてほい」を歌うasmiも登場する。 <第6話(11月26日(火)放送)あらすじ> 突如として広まった内閣総理大臣・武藤泰山(遠藤憲一)の体調不良説。泰山と官房長官の狩屋孝司=カリヤン(金田明夫)は、噂の出処は民政党のドン・二木正一(岸部一徳)だろうと推測する。自分の意向に沿わない動きを見せる泰山への牽制と思われるが、その裏にはようやく身辺整理が終わった“永田町のプリンス”白鳥翼(溝端淳平)を次期総理大臣へ推そうという二木の策略があった。 しかしその矢先、白鳥に女性関係のスキャンダルが発覚。なんと6股交際が週刊誌にスッパ抜かれてしまったのだ。政敵の失脚に沸き立つカリヤン、田中丸一郎太(大橋和也)らだったが、そこに入れ替わりの予兆が。そして次の瞬間、泰山はお笑いコンビ・ミサイルキックの堀田豊(安井順平)と入れ替わってしまう。 2年前にガードレールに当て逃げをしてしまい、無期限の謹慎が明けた堀田。ようやく復帰してつかんだネタ見せの最中に入れ替わりが起きてしまったことで、激しく落ち込んでいた。実は復帰から1年たっても仕事が取れなかったら解散しようと相方の山倉(おいでやす小田)にもちかけており、その期日まであと10日に迫っていたのだ。 その頃、スキャンダルが発覚した白鳥は二木にはしごを外され、政界追放の危機に立たされていた。白鳥の話を聞いた堀田(泰山顔)は自分自身の境遇と重ね、独断で白鳥を匿うことを決めてしまい…。 時を同じくして、公安の新田理(山内圭哉)と猫田マモル(山時聡真)の調べで、一連の入れ替わりにナリタカンパニーの成田崇彦(中村育二)が関わっていることが判明。ナリタカンパニーが運営する成田育英財団の出身である冴島優佳(あの)は複雑な思いを隠せず…。 <安井順平 コメント> コメディは大好きなので、『民王R』への出演が決まったときは素直にうれしかったです。しかも遠藤憲一さんと入れ替わるなんて最高じゃないですか!遠藤さん役をやるような気持ちになってテンションが上がりましたし、2人だけでやった本読みも楽しかったなぁ…。 過去回に比べ、泰山と堀田は性別や年齢的なギャップが少ないので、入れ替わりのお芝居は予想通り難しかったです。でも、遠藤さん演じる泰山の表情や態度を誇張することを抑え、なるべくあのトーンに近づけたくて。どこまでやれたかは分からないのですが… 今夜のお話も楽しく見ているうちに、いつのまにか現代社会で問題になっているテーマが突き刺さります。ドラマを通じて少しでも何かを思ってくれたらと。でも総じて笑って楽しく見てほしいです。 <おいでやす小田 コメント> 前作の『民王』を知っていたので、出演が決まったときは驚きましたし、うれしかったです。前作の頃の自分はとてもオファーをいただける状況になかったので、感慨深いです。 今回の役は芸人の役だったので、いつもの自分というか、お芝居してる感覚があまりなかったです。どこからどこまで演技なのか、自分でも分かりません。「一度、自由にやってみてください」と言われて、ギャンギャン言ったら、「はい、オッケー!」と言われて、ウソやろと思いました(笑)。舞台のシーンは安井さんとあったかいお客さん役のエキストラの皆さんのおかげで生の舞台に近い感じでやれていると思います。 <asmi コメント> イチ視聴者として物語に感動しながらも今後の展開にワクワクしていたので、その世界に自分自身が登場するのは不思議な感覚ですが、とってもうれしい気持ちになりました。お芝居するのは少し緊張していたのですが、共演者の皆さんがあたたかく接してくださったおかげであっという間に『民王R』の世界に入り込むことが出来ました。 第6話も笑いあり涙ありの、決して見逃せない大切なお話です。ぜひリアルタイムでご覧ください。
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