「アナハイムのファンの人たちの前でプレーできるのが一番」 大谷翔平が移籍後初めて古巣エンゼル・スタジアムに凱旋
◆ 「今日ここでプレーできたことが自分にとって大きなことだった」 現地時間3日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が移籍後初めて古巣エンゼル・スタジアムでの公式戦に出場。一時同点の適時三塁打を放つなど、延長戦勝利に貢献した。 初回の第1打席では両軍ファンからスタンディングオベーション。その後も打席に立つ度に「MVPコール」が巻き起こった。試合後、大谷は米メディアの取材に対して「レギュラーシーズン初めてだったのでもちろん楽しみしていましたし、勝ちたいというのが一番だったので、いい形で勝ててよかったです」と凱旋試合を振り返った。 多くのドジャースファンが敵地に訪れたことについては「選手として有難いですし、本当に心強い。流れとしても大きい声援があるとそれだけで違うじゃないかと思います」とコメント。古巣エンゼルスのファンに対しては、「アナハイムのファンの人たちの前でプレーできるのが一番かなと思うので、本当に感謝しかないですし、今日ここでプレーできたことが自分にとって大きなことだったと思います」と語った。 2連勝を収めたドジャースはナショナル・リーグ西地区2位パドレスとの差を5.5ゲームに拡大。「最後の月ですし、最後まで振り絞ってみんなで頑張りたいと思います」と締め括った。
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