池松壮亮主演『本心』、田中裕子、三吉彩花、水上恒司らの“本心”が見え隠れする相関図&場面写真公開
池松壮亮が主演する映画『本心』より、登場人物それぞれの“本心”が見え隠れする相関図と場面写真が一挙解禁された。 【写真】三吉彩花役で出演する三吉彩花との関係は? 映画『本心』相関図 平野啓一郎の同名小説を石井裕也監督のメガホンで実写化する本作は、AIや仮想空間、日々著しく進化するテクノロジーが世界中を席巻し、生活様式が目まぐるしく変貌していく時代をさまよう人間の【心】と【本質】を描いたヒューマンミステリー。 石川朔也と母・秋子は2人でつつましい生活を送る親子。しかし、ある日突然「大事な話があるの」と言い残し、母が急逝してしまう。その後、朔也は生前の母が自由死を選んでいたこを知り、幸せそうに見えた母がなぜ自ら死を望んでいたのか本当の心を探るため、最新のAI技術を駆使して「母を作って欲しい」と依頼する。 解禁となった相関図と場面写真には、池松演じる主人公・朔也を取り巻く人間たちの“欲望”“好意” “心配”“疑心”“羨望”“共感”などさまざまな思いが写し出されている。 急逝した母・秋子(田中裕子)の本心を知りたい朔也(池松)、秋子と生前親しくしていたという彩花(三吉彩花)、朔也をやたらと気にかける岸谷(水上恒司)、ある事件を境に朔也に羨望(せんぼう)のまなざしを向けるイフィー(仲野太賀)、自由死を選び最後の願いを朔也に託す若松(田中泯)、ヴァーチャル・フィギュア(VF)の開発者・野崎(妻夫木聡)、そして、VFとしてよみがえった中尾(綾野剛)と、朔也の母・秋子。交錯する心情、果たしてどこまでが彼らの“本心”なのか―? 本作は、原作を読んだ池松が、全幅の信頼を寄せる石井監督に「今、やるべき作品」と企画を持ち込み、俳優歴24年にして「気の抜けない脚本だった。こんなに集中した夏は初めて」と語る意欲作。 2020年、この原作が描かれたときは「少し先の将来」の物語だったが、2024年となった現在、舞台は今と地続き、すでに現実となりつつある。日々著しく進化するテクノロジーが世界中を席巻し、生活様式が目まぐるしく変貌していく時代に、AIは人間の“本心”までを再現できるのか?その欲望がかなうとき、“人間の存在”そのものが揺るがされていく―。 映画『本心』は、11月8日より全国公開。