映画やドラマ1万本以上を撮影・東映太秦映画村『時代劇セット』 2024年春で見納め、フルリニューアルへ
日テレNEWS NNN
東映太秦映画村(京都市)が全面リニューアルを行うのに先立ち、4月1日に新たな時代劇セットをオープンすることを発表。さらにリニューアルに向けて、映画村ならではの様々なイベントを開催することが明かされました。 1951年に誕生した『東映京都撮影所』では、これまでに『るろうに剣心』シリーズなど2000本以上の映画や連続テレビ小説など9000話以上のドラマを撮影。その屋外スタジオを公開し、時代劇の世界を体験できるテーマパークとして1975年にオープンしたのが『東映太秦映画村』です。 映画村は2028年までに全面リニューアルを目指しており、まず2025年に新たな江戸時代・京都の町並みの一部や現在開発中の新アトラクションをオープン予定。その後、迫力の忍者ショーなどが見られる新たな芝居小屋、温浴施設などを設営するということです。
■貴重な体験を提供『時代劇セットリニューアルプロジェクト』
全面リニューアルに先立ち、映画村は公式サイトで4月1日に新しい時代劇セットをオープンし、約50年にわたり使用された現在のセットは4月7日をもって、その歴史に幕を閉じることを発表(一部エリアは2025年まで営業)。また、50年間の「ありがとう」と、これからの「よろしく」の思いを込めて、1月27日から約5か月にわたる『時代劇セットリニューアルプロジェクト』を実施することも明かされました。 プロジェクトでは、東映の俳優陣が、様々な名作を生んできた時代劇セットでの裏話などを交えてその歴史を紹介する『時代劇セットツアー』を開催。4月1日からは新・時代劇セットを徹底解説する予定とのことです。さらに、時代劇セットでやりたいことをかなえてくれる『時代劇セット貸切企画』や、京都のお酒や名店の食事を味わい幻想的な花の宴(うたげ)を体験できる『太秦江戸酒場 夜桜花吹雪』(4月6・7日限定)、フォトコンテストや殺陣講座など様々なイベントを開催予定です。