ブラジル最高裁で爆発、容疑者は爆死 大統領選がらみで続く襲撃
ブラジルの最高裁判所で13日、男が爆発物を投げた後に自らも爆死する事件があった。連邦警察は「最高裁を狙ったテロ事件」として捜査を開始。ブラジルでは、昨年1月にも2022年大統領選で敗れたボルソナーロ前大統領を支持する右派勢力が大統領府や最高裁などを襲った大規模な襲撃事件があった。続く「実力行使」に衝撃が広がっている。 【写真】ブラジリアで2024年11月13日、最高裁判所前で起きた爆発事件の捜査をする捜査員ら=ロイター 事件は13日午後7時半ごろ、首都ブラジリアの最高裁前で発生。地元メディアが公開した防犯カメラには、男が最高裁の建物の外から爆発物を投げ、小規模な爆発が起きる様子が映っている。男は再度爆発物を引火させたが、投げることなく、その場で死亡した。けが人はいなかった。
朝日新聞社