感情のコントロールが苦手な少女と、周囲の大人たちを細やかに見つめたヒューマンドラマ 映画『トラブル・ガール』
金馬奨審査員長を務めたアン・リー監督が“天才” と呼んだ オードリー・リン主演の話題作 映画『トラブル・ガール』が公開される。この度、本作の予告映像、日本版ビジュアルが公開された。 本作は、ADHDの少女シャオシャオと、彼女を取り巻く人々を繊細かつ現実的に描き出したヒューマンドラマ。監督は、短編『A Cold Summer Day(英題)』で第54回金鐘奨脚本賞を受賞するなど短編作品で実績を積み重ねたジン・ジアフア。新進気鋭の監督が「普通の子どもたちよりも一見強く見られてしまう、シャオシャオのような子どもたちへも関心が集まり、理解される」ことを願いながら、初の⾧編に挑んだ。 主演に抜擢されたのは、『アメリカから来た少女』のオードリー・リン。感情を抑えるのが苦手な少女シャオシャオを演じ切り、歴代最年少の12歳で金馬奨主演女優賞に輝いた。彼女は、その演技で、アジア人初のアカデミー賞監督賞を受賞した、金馬奨審査員⾧のアン・リー監督に「天才」と言わしめた。 その母親を演じたのは、台湾の人気女優アイヴィー・チェン。不在がちな父親と、娘の行動に悩まされる母親という難役を全うし、本作で金馬獎の最優秀助演女優賞にノミネートされ、台北映画祭で受賞を果たした。そして、担任の英語教師ポールを、国内外で実力が高く評価されている香港の若手俳優テレンス・ラウが演じる。 ▼ジン・ジアフア監督 コメント こんにちは。『小曉』の監督のジン・ジアフアです。小曉が映画館で日本の皆さんとお会いできるようになり、とても嬉しいです。小曉は少し気性が荒い子で、彼女が経験していることは、私たちが想像するような幼少期とは異なります。現代の子どもたちに目を向けて、映画館へ来ていただけると嬉しいです。ありがとうございます。 映画『トラブル・ガール』は、2025年1月17日(金)より公開。
otocoto編集部